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町ねこ通信 26号

1)お知らせ

「ながさき町ねこの歌写真展」開催

会期:2012年10月17日(水)~12月2日(日) 水~日=11:30~20:00/月・火定休
会場:カフェ豆ちゃん ギャルリーコクトー(長崎市東古川町1-5/TEL:095-825-4455)
主催:長崎伝習所「長崎の町ねこ調査隊塾」

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長崎の町ねこ調査隊塾の塾生が
長崎の町なかに暮らすねこたちを短歌に詠み、
ねこのいる長崎の風景を写真に撮りました。
33首の短歌と80枚ほどの写真を合わせて展示する予定です。

昨年、たくさんの人に観ていただき、大好評だった「ながさき町ねこ写真展」。
今年もいろんな表情の町ねこたちが登場します。合わせて町ねこを詠った短歌も披露いたします。
秋らしくいい気候になってきました。
カフェ豆ちゃんのおいしいコーヒーとともに
町ねこの写真と短歌を味わってください。

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2)町ねこ調査の報告

長崎の町ねこ調査隊塾は8月から10月にかけて、長崎市内の3カ所で町ねこ調査を行いました。
A地区は、商店とおもに一戸建ての住宅が混在しています。
B地区は、一戸建ての住宅が斜面地に沿って密集して建っています。
C地区は、飲食店や商店が多い町です。一戸建ての住宅に加えてマンションやアパートもあります。
A、B、C、どのエリアも、1時間半~2時間の調査で確認したねこの頭数は30匹~40匹です。
たぶんこの数倍のねこが生息しているだろうと思われます。
ねこ用のエサ入れが置いてある場所の隣りにねこ除けのペットボトルが並んでいたり、ねこの糞尿被害に怒るねこ困りさんからのメッセージが書かれた看板が設置されていたり、どのエリアにも餌やりさんとねこ困りさんの日常的な対立が見えました。

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外ねこかな? と思うほど栄養状態の良さそうなねこもいれば、やせて毛並の悪いねこもたくさんいます。
ノラネコはたとえエサはもらえても、病気の治療をしてもらえるほど恵まれてはいません。子ねこもたくさんみかけましたが、この冬を何匹が乗り越えることができるだろうか、と心配です。ノラネコたちは厳しい環境の中、幸運なねこだけがやっと生きのびていることを実感します。
長崎の町ねこ調査隊塾は、これからも調査エリアを広げながら、ねこの生態とともにねこと人の最適な関係を探って行きたいと考えています。

 

3)終わりに

10月7日から9日は長崎の秋の大祭「ながさきくんち」でした。今年は好天気に恵まれ、にぎやかな祭りだったようです。「だった」と書いたのは、おくんちに出かけなかったからです。たくさんの人が集まる所は苦手で、つい避けてしまうのです。おくんちの間は、祭りの喧騒を避けて、路地裏でねこ調査をやっていました。当然のことですが、ねこたちは祭りなどどこ吹く風、いつものように、いつもの場所で、お昼寝していました。
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