Monthly Archives: 8月 2012

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14日から岩合光昭写真展「ねこ」が始まります

併設の企画展示「長崎の『町ねこ』写真展」の準備かたがた、長崎県美術館へ行ってきました。

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エントランスロビーでは、明日のオープニング・セレモニーの準備中

 

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KTNさんに送られてきた「自慢のねこ写真」パネル。7月15日に県美術館ボランティアさんと長崎の町ねこ調査隊塾が共同で行った「町ねこ探し隊!」のねこ写真と、日本「長崎ねこ」学会さんのねこ写真コーナーも設けられています。一般の方からの応募写真は、会期中31日まで受け付けですが、もう既にパネルはいっぱいでした。どうすんだろ……?

 

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岩合展に合わせたミュージアムグッズも並んでいました。「端から端まで、全部下さい」と言ってみたい。

 

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こちらはちょっとお高いオリジナルプリントの販売コーナー

 

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県民ギャラリー入口の大パネルでは奈良県明日香村のねこさんが迎えてくれます。


で、「長崎の『町ねこ』写真展」は、この大パネルとチケットのもぎりコーナーの間のスペースに設営です。

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レーザーレベルという機械を設置するbangさん

 

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レーザーレベルから照射される赤色レーザーで、下から2段目の写真の下辺を揃えています。写真をクリックすると、レーザー光がうっすらわかります。

 

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こんな感じで設営が終わりました。

 

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手前から、入口大パネル、町ねこ写真展のポスター、町ねこ写真展コーナー、チケットもぎりと岩合光昭写真展スペース、になります。ポスターやちらしに写っているキジねことブルドッグが見えてますね。

 

岩合さんの写真展の方の設営のお手伝いをしながら、ちらっと横目で見ることができましたが、作品数も、また作品のバラエティの面でも、かなりボリュームがある展覧会です。普通の方でも30分は十分楽しめると思いますし、ねこ好きさんなら、全部じっくり見ようとすると、1時間半~2時間くらいはかかってしまうのではないかな。土日などは混雑が予想されます。美術館は毎日10時から20時まで開館(入場は19時半まで)ですので、平日にささっと仕事を切り上げて、閉館ぎりぎりまで粘る、というのもよいかもしれません。会期は9月2日日曜日まで、途中8月27日月曜日だけは休館日です。

なお、ちらしでは、岩

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町ねこ通信 24号

image002 町ねこクラブの小町です

  1. お知らせ
    • 岩合光昭写真展「ねこ」
    • 長崎の「町ねこ」写真展
  2. 報告「子どものための町ねこ調査」
  3. 終わりに

1. お知らせ

岩合光昭写真展「ねこ」

会期:2012年8月14日(火)~9月2日(日) / 休館日:8月27日(月)

時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)

場所:長崎県美術館 県民ギャラリー

料金
一般・大学生800円(前売700円)
中学・高校生500円(前売400円)
小学生以下無料

主催:KTNテレビ長崎、長崎県美術館、西日本新聞社

岩合光昭ギャラリートーク&サイン会

8月25日(土)・26日(日) 両日11:00~/14:30~の2回 会場内にて

主催:KTNテレビ長崎、長崎県美術館、西日本新聞社

 

長崎伝習所「長崎の町ねこ調査隊塾」企画展示 長崎の「町ねこ」写真展

場所:県民ギャラリー入口

観覧料:無料

長崎の町ねこ調査隊塾の塾生が町ねこ調査のために撮影した写真から、

「町ねこ」の風情豊かな写真を選び、展示します。

岩合光昭写真展と合わせて、こちらもぜひお立ち寄りください。

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2. 報告「子どものための町ねこ調査」

日時:2012年7月28日(土) 15時~17時

場所:長崎大学文教キャンパス(長崎市文教町1-14)

主催:長崎の町ねこ調査隊塾

 

梅雨が明け、猛暑が続く夏の午後、ねこが大好きな子どもと大人が集まり、

長崎大学キャンパス内で「町ねこ調査」をしました。

参加者は一般から21名、塾生10名、オブザーバー1名の合計32名です。

まずは教室内にて、長崎の町ねこ調査隊塾の中村副塾長による

「ねこについて」のレクチャーがありました。

スライドを使って、大学キャンパスに暮らすねこたちの紹介の後、

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ねこはどこにいるか――風通しのよいところ、日陰の涼しいところ、

建物のかげ、茂みの中、車の下など――を教えてもらいました。

似ているようで違うねこ1匹ずつの特徴について写真を見ながら説明されると、

大人からも子どもからも「な・る・ほ・ど!」的な反応あり。

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カルテやぬり絵に写真のねこを描きいれる真剣なまなざし。

「ねこの気持ちになって、怖がらせないように、そっと近づきましょう」を合言葉に、

帽子をかぶり、水筒を持って、さあ、キャンパスに出発です。

はたしてねこは見つかるのか?

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涼しげな木陰の茂みをめざしてみました。

蝉がうるさいほど鳴いています。

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車の下ではなく、自転車の下にいたよ。

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下ばかり見て歩いていたら、こんな高いところにも隠れていました。

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あっ、子どもが来た!子どもってうるさいし、何するかわからないから苦手だ。

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ここはひとまず逃げようっと。

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頭を撫でさせてくれる、やさしい、やさしい、ねこさんもいました。

5グループに分かれて約50分ほどのねこ調査でしたが、

どのグループも15匹~20匹ほどのねこに出会い、大満足。

教室に戻って見つけたねこたちをカルテに描きこむ子どもたちの中に、

これまで抱いていたねこのイメージとは

ちょっとだけ違った「ねこ」が芽生えていたかもしれません。

終了後に参加者のお一人から、以下のようなうれしいメールをいただきました。

「子ども及び私もたいへん楽しませていただきました。

調査から帰ってきて、さっそく子どもは夏休みの自由研究は

「ねこ」にしようかなと言っておりました」

長崎の町ねこ調査隊塾として初めて取り組んだ「子どものための町ねこ調査」でしたが、

予想以上の成果がありました。この試みをさらにつなげて行きたいと思います。

 

3. おわりに

子どもの頃から夏に弱い私は、お日様が顔を出している時間は

できるかぎり家の中に引きこもっていたいタイプ。

が、しかし、この夏は直射日光にも、照り返しにも負けず、

カメラ片手にねこを探して町歩きを続けています。

そして思うことは、ねこは涼しい場所を見つける天才。

毛皮をまといながらもエアコンに頼らず、

ねこよ、あなたはえらい!