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6/12山根明弘氏講演会「町ねこ調査を始めよう!」報告

バケツをひっくり返したような大雨で、警報や避難準備情報が県内・市内に発令される最悪の天気のなか、調査隊塾主催講演会「町ねこ調査を始めよう!」が開催されました。

JR九州が大雨による速度規制をかけた上に、長崎駅周辺の線路が冠水するなどして、小倉からいらっしゃる講師の山根先生の到着は1時間以上遅れました。

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講演会の開始も10分繰り下げ、事前の打ち合わせもそこそこに講演会は幕を開けましたが、それほどの悪天候にもかかわらず、熱心な参加者が40名近く集まってくださって、密度の濃い講演会となりました。

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講演の前半は、講師の山根先生が行なった福岡県相島のノラねこの生態研究について、後半は北九州市で行なわれている外ねこの生態調査について、お話がありました。昨年9月に開かれた長崎市動物愛護フェスティバル(於・長崎市ペンギン水族館)での講演から、さらに「調査の方法とその成果利用」に重点を置いて話された内容は、集まった参加者の方々の強い関心を惹いたようです。講演後に集められた「質問用紙」は半数の20枚近くに上り、「ねこの生態について」「町ねこ調査の実際について」「町ねこ調査の利用について」の3つの分野について、さらに詳しく山根先生からの解答をいただくことができて、有意義な講演会となりました。


以下、講演会後に回収されたアンケート結果です。

1) この講演会の開催をどのようにして知りましたか?(複数回答あり)
  • 主催者から聞いた:12
  • 調査隊塾で知った:2
  • 知り合いから聞いた:4
  • ちらしを見た:3……どちらでちらしをもらわれましたか?(娘、諫早で町ねこ調査隊の関係者から)
  • 新聞・テレビ・ラジオで知った:2……具体的に(西日本新聞)
  • その他:0
2) 山根明弘氏の講演と町ねこ調査について(興味深かった点、面白かった点、町ねこ調査をやってみたい地域、調査法への質問 など)
  • 私の住居近隣には、えさを与える家の周辺に、ノラネコたちが結構固まって生息しています。どのような分布なのか、調べてみたい気がしました。
  • 猫の習性を知ることで、様々なデータが取れる。この広がりはおもしろかった。
  • 町ねこの生態
  • 地域によって状況に特徴があること
  • ネコの生態は興味深い事でした。
  • エサの量で繁殖に差が出る
  • ねこ調査をして3カ月ほどで個体の数がわかってくるというのが早くてびっくりでした。早くやってみたくなりました。本格的に…。
  • ノラネコの調査について
  • ホームレンジを持っていることがおもしろい。
  • 7年間200匹について調査したというお話は、猫のために有意義であったと思います。単なる愛玩動物として飼ってきましたが、生態について研究すると面白いのではないかと思いました。
  • ねこのグループ別にエリアがあるという事が興味深かった。
  • 交尾が複数だということは知らなかったので、ノラネコの子どもが全然親と違う事が不思議でした。
  • それぞれの話が興味深かったのですが、最後に話された、どのようにしたら不幸にして亡くなっていく子猫たちを救うことができるのか、という点で、私自身いつも思っていることなので、あらためて考えさせられた。
  • 相島のような所の猫は幸せだなあと思いました。
  • 不思議だったのは、周りに迷惑をかけたくない住宅街の人たちが猫を外に出すことを良しとしているところで、私の住んでいる所ではとても考えられないことです。(糞尿被害)
  • 町ねこへの餌やりと不幸な子ネコの事
  • 常々、町ねこの存在が気がかりだった。地域の人に認めてもらえる猫はまだ良いが、猫の存在を最初から認めぬ人もいます。町ねこのことで、これだけ真剣に研究している人に感謝します。
  • 目をそむけたくなる事実、決して楽ではない調査、行政が動くまで、どうしても時間がかかってしまう、などのマイナス面を含めた内容に真実味があった。殺処分を減らすことにつながるという事が伝わった。
  • 粘り強くやっていくことが大事だと思った。
  • ある程度結果、集計が出てくると面白い。
  • 続けていくことの大切さが伝わってきました。時間はかかってもやっていきたい。
  • 行政が調査による基礎データをどう活かしていくか、そこが重要だと感じた。
  • ねこの区分法はなるほどと思いました。調査をすることで、その結果(ねこ実態)によって行政に対処法を考えてもらうということは、よい方法だなと思いました。
3) あなたとねことの関わりについて教えて下さい(今飼っているねこのこと、まちで見かけるねこのこと、ねことの思い出 など)
  • 日中仕事で家にいませんが、朝夕、ネコを見ると、一日うれしい気分になります。佐世保市でツシマヤマネコが見学できるようになったので、行きたいです。
  • まちづくりで地域に出た時に、猫の臭いが気になる所があり、問題視したことはあったが、手を付けることができなかった。
  • 娘が飼っていたねこが、車の下に入り込んでいたのに気付かず、引いてしまった。二度とねこは飼わないと思った。
  • ノラちゃんの仔をもらい11年、家族にだけしか慣れません。
  • 今、4匹のねこを飼い、癒され、満足しています。
  • ある日突然わが家にやってきたノラネコ。今やわが家のイエネコとしているが、外に出たがって、逃げ出そうとする。
  • 母(明治36年生まれ)の代から、長年猫を飼っている。一番多い時は、7匹いた。今は捨て猫を拾って3匹いる。(オス2、メス1)代々、皆利巧で頭の良いのに驚かされる。中でも黒猫(メス)が一番利巧だった。
  • 今までノラネコ6匹を、大きくなってから家ねこにして、ほとんど13年で亡くなり、今18年になるねこが1匹残っています。2年前から
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町ねこ通信 報告(通巻10号)

image002 町ねこクラブの小町です


長崎伝習所「長崎の町ねこ調査隊塾」主催公開講演会
「町ねこ調査を始めよう! 」
講師:山根明弘氏(北九州市立いのちのたび博物館 学芸員)

公開講演会「町ねこ調査を始めよう!」は

2011年6月12日(日)14:00~16:00、

メルカつきまち(長崎市築町3-18)において開催されました。

町ねこ通信通巻10号は、この講演会をレポートします。


12日、長崎は朝から“バケツをひっくり返したような”

という表現がぴったりの大雨。

講演会に人が集まるだろうか、そればかりを心配していたのは

まだ甘かった!

講師の山根明弘さんを出迎えに長崎駅へ向かうと、

何と駅のホームが水没、辛うじて残っているひとつのホームを

使って列車の発着が行われている。

しかも山根さんを乗せた列車は、途中を徐行運転中とのこと。

講演会が始まる時刻より早めに長崎へ来ていただくようにしていたものの

はたして、山根さんは間に合うのだろうか。

ほんとうに列車は長崎まで来るのか?

そして、80分近く遅れて、やっと山根さんを乗せた列車が長崎駅の

ホームに到着。

遠くから見えてくる特急列車のヘッドライトの明るい光が

あんなに美しく見えたのは人生初の経験でした。

山根さんも長い列車の旅でお疲れだったはずですが

予定時刻には会場入りしていただきました。

参加者も、大雨で道路冠水もあっている中、

40名近くが集まっていただきました。

いよいよ、講演会が始まります。

まずはねこの分類から、お話が始まりました。

カイネコ:人間の所有権あり。

ノラネコ:人間の所有権はないが、人間の生活に依存している。

ノネコ:人間の所有権もなく、人間の生活に依存していない。(たとえば無人島にいるねこやオーストラリアで野生化しているねこ)

カイネコは、完全室内飼い と 家の外に徘徊が可能なねこ に分けられる。

そして、家の外に徘徊可能なカイネコとノラネコを

合わせて「町ねこ」と呼ぶのはとてもいいことではないかと

言っていただきました。

 

第1部     相島でのノラネコ調査

相島は玄界灘に浮かぶ小さな島(面積125ヘクタール)で

山根さんが調査された20年ほど前は人口500人あまり、

島のほとんどの人が漁業で生計を立てていました。

山根さんはこの相島に7年間通い、あるいは住み込み、約200匹のねこを調査され、

今でもこのねこたちは鮮明に覚えていらっしゃるそうです。

魚が獲れれば、魚のアラ(骨や内臓、皮など)が大量に捨てられ、

それをねこが食べ、きれいに片づけてくれる、

ある意味で人とねこが共生している島かも知れない。

(講演会のアンケートにも「相島のような所のねこは幸せだな」書いてありました。)

山根さんはこの島でねこに名前を付けて、そのねこを見つけた場所と時刻、

何をしていたかを記録し、データにまとめられました。

講演会のパワーポイントにもたくさんのねこたちの写真が登場しましたが、

山根さんは、その1匹1匹の名前を今でも覚えていらして、驚きました。

相島のねこと山根さんの深い絆を感じます。

相島でのノラネコ調査については

山根明弘『わたしのノラネコ研究』さ・え・ら書房

に詳しく書かれています。ぜひ、お読みください。

 

第2部     北九州市のネコ実態調査隊

後半は2年前の6月から北九州市で始まったネコ実態調査についてのお話でした。

山根さんは北九州市動物愛護推進員3名のボランティアさんと一緒に

3地区(小倉南区城野・八幡東区春の町・門司区柳町)でネコ実態調査を実施し、

データを蓄積して来られました。

まず、市街地でのねこ調査がどの程度可能なのか(事例がほとんどない)から始まり、

いろいろ心配もされたそうですが、

いざ始めてみると、汗をかいて外で動いている調査員の姿を見て

ほとんどの人が協力的だった。

たとえば、ねこよけのネットを張っているような人でも

「ねこは悪くない、悪いのは人間」と言われたそうです。そして

1)個体数の推定

2)カイネコ(屋外徘徊型)とノラネコの割合

3)様々な事例の蓄積

を目的に今も調査を続けていらっしゃいます。

調査は月に1回~2回。

ほぼ3ヶ月~4ヶ月でねこの個体識別が終わる。

調査対象の3地区はそれぞれ地域の特徴が違い、

街の特徴によって、ねこの生活形態も違ってくる、

それにより行政の対策も立てやすくなるだろう。

 

第3部 これからの課題

1)高カロリーの餌が安価で出回り、不妊手術をしていないノラネコたちは

餌を与えられれば与えられるほど年に何回も出産する。

生まれた子ねこはその後どうなるのか?

側溝で野垂れ死にしていたり、カラスに襲われたりして、

5匹生まれても1年後に生き残るのは1匹くらいだろう。

ネガティブな話題だが、生まれた子ねこの何匹が生き残れるのか、

データを作りたい。

2)調査を続けて行くことのむずかしさ

ともに調査をしている動物愛護推進員の方たちは、

ねこの殺処分を減らしたいという気持ちでネコ実態調査に協力して来られたが、

データを行政に投げかけても、行政は動かない。

財政的なむずかしさもある。そのことでボランティアのモチベーションが上がらない。

データを積んでいってもねこを救えない。

これが今直面している問題点だとおしゃいました。

きれいごとや建て前だけでなく、本音の部分を話していただき、ありがたかったです。

最後に山根さんは

行政は確かになかなか動いてはくれない。

しかし、こうして長崎でも町ねこ調査が始まったように、

この調査が全国に広がり、100の中の5つの自治体でも動いてくれれば、

変化していくだろう、と締めくくられました。

 

この後、15分の休憩をはさみ、その間に参加者に書いてい
ただいた山根さんへの質問を

副塾長の中村淳さんがまとめられ、

山根さんと中村さんの1対1の質問タイムが30分ありました。

質問タイムの内容もおもしろかったのですが、長くなってしまいましたので、

次号に回します。ご期待ください。


講演会の後、山根さんを囲んで懇親会を持つ予定でしたが、

列車の運休が続いているため、今日中に帰られる予定の山根さんは

急いで長崎駅へ向かわれ、ちょうど出発寸前だった上り特急列車に

飛び乗られました。

大雨のために、慌ただしいスケジュールになってしまい、

山根さんにもご負担をかけてしまいました。

またいつか長崎へ来ていただく機会があれば、

その時にはゆっくり長崎の町ねこたちにも

会っていただきたいと思います。

 

山根さんはもちろんのこと、会を運営していただいた塾生のみなさま、

協力していただいたみなさま、ほんとうにありがとうございました。

この場をかりて、お礼申し上げます。

 

長崎の町ねこ調査隊塾

塾長 中島由美子

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町ねこ通信 7号

もくじ
1. お知らせ
  • 町ねこ調査を始めよう! ──山根明弘氏講演会──
2. ねこ調査・アラカルト No.3
  • はじめての町ねこ調査
3. ねこ、あれこれ No.3
  • 名優、茶トラ登場 ──ティファニーで朝食を──
4. おわりに

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1. お知らせ

町ねこ調査を始めよう! ──山根明弘氏講演会──
身近にいる町ねこたちについてもっとよく知ってみませんか?

日時 2011年6月12日(日)14:00~16:00 (13:30開場)
場所 メルカつきまち 5階会議室 長崎市築町3-18 (TEL:095-823-9333)
入場 無料
主催 長崎伝習所「長崎の町ねこ調査隊塾」

山根明弘さんは、玄界灘に浮かぶ小さな島(福岡県新宮町相島)で、

家を借りて住み込みながら7年間、毎日のようにノラネコを追いかけました。

顔を覚え、名前を付けたノラネコの数は200匹以上にのぼるそうです。

そして2009年からは、北九州市ネコ実態調査隊として、

市の動物愛護推進員のメンバーといっしょに、ねこ調査を始められ、

着々と街中のねこたちのデータを蓄積されています。

おもしろいお話が聞けます。このチャンスを逃す手はありません。

ぜひ、ご参加ください。お待ちしています。

くわしくは、こちら

 

2. ねこ調査・アラカルト No.3

はじめての町ねこ調査

長崎の町ねこ調査隊塾は、6月4日(土)第3回定例会の中で、

はじめて“町ねこ調査”をやってみました。

場所は長崎市寺町界隈。中心部にある繁華街からちょっと外れた

昔ながらの商店や民家が並ぶ街。その名が示す通り、お寺も多い。

堂々と路上で昼寝をしているねこを見かけたこともあり、

ねこにとってはかなり住みやすい場所に思えます。

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さて、はじめてのおつかい、ならぬ町ねこ調査。

はたしてねこを見つけることができるのか、

ドキドキワクワクしながら、総勢13名で出かけて行きました。

いましたよ、ねこさん。

夕方の時間帯がよかったのか、20匹くらいのねこと遭遇。

しかし、たくさんの人間に突然囲まれ驚いたのか、

一目散に止めてあった車の下に逃げ込むねこも……。

次はできるだけ静かにやりますから、

初心者だと思って

今回はゆるしてやってくださいませ。

ながさき町ねこクラブ&長崎の町ねこ調査隊塾のブログでは

この町ねこ調査の様子を詳しく写真付きでレポートしています。

また、副塾長作成のPowerPointスライドショーファイル

町ねこカルテを使ってみる」もブログにあります。

ねこ調査の方法をわかりやすく、解説しています。

ぜひ、ブログをのぞいてみてください。

 

3. ねこ、あれこれ No.3

名優、茶トラ登場

作家トルーマン・カポーティは小説『ティファニーで朝食を』に

「茶色の雄の虎猫」を大事な脇役として登場させた。

その茶トラは、そのまま映画「ティファニーで朝食を」にも

主人公ホリー役のオードリー・ヘップバーンに思いっきり愛される

うらやましき猫として出演している。

ホリー・ゴライトリーは川べりで巡り会い、

家に連れてきた猫に名前を付けない。

それは「私たちはお互い誰のものでもない、

独立した人格なわけ」だから。

ホリーはその茶色の虎猫を溺愛する。

非常階段に座って、ギターをつま弾きながら

髪を乾かす時にも、そばには猫がいた。

ホリーは足の指に赤いマニキュアを塗りながら、

猫の髭も赤く染める。

そんなに仲のいい一人と一匹にやがて悲しい別れがやってくる。

映画はハッピーエンドだが、小説はそう単純ではない。

しかし、どちらも茶トラには幸せな結末が待っているので、ご安心を。

人間世界では名作として有名な

「ティファニーで朝食を」も

ねこが見たら何と言うだろう。

一度感想を聞いてみたいものである。

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『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ(村上春樹訳・新潮社)

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『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ(龍口直太郎訳・新潮社)

 

4. おわりに

毎日新聞2011年5月27日(金)の長崎版

“長崎の町ねこ調査”が紹介されました。

「街の猫 調査を開始」の大きなタイトル、写真は2枚、

かなり大きな記事でした。

盛り沢山の内容をコンパクトにまとめた文

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第1回~第3回定例会報告

第1回定例会(2011/5/13)

日時:2011年5月13日(金) 19:30~20:30
場所:長崎県勤労福祉会館3階小会議室C
出席者:19名

平成23年度長崎伝習所 塾 開所式に引き続いて開催されました。

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開所式のようす

はじめに、塾長より塾の目的と内容について、また「町ねこ調査」とはどういうものなのか、スライド資料(当日はプロジェクタが使用できなかったため印刷したものを配布)をもとに説明がありました。

続いて、出席者の簡単な自己紹介があり、それぞれの入塾動機やねことの関わりについて述べられたあと、事務局構成の紹介も行われました。

最後に、今後のスケジュールについて、おおまかな年間スケジュールと、向こう1ヶ月ほどの定例会・講演会情報について周知がなされ、閉会となりました。


第2回定例会(2011/5/28)

日時:2011年5月28日(土) 18:30~20:45
場所:アマランス(長崎市男女共同参画推進センター)会議室1
出席者:4名(オブザーバ1名含む)

折からの台風接近に伴う悪天候のため、ごく少人数での開催となりました。

前回定例会の報告ののち、6月12日山根氏講演会内容と準備の確認、町ねこ調査を行なう際の事前準備(地元自治会等への連絡を含む)、次回定例会の際に行なう「町ねこカルテの使い方」スライド資料の用意、などについて話し合いを行ない、閉会としました。


第3回定例会(2011/6/4)

日時:2011年6月4日(土) 18:00~20:30
場所:アマランス(長崎市男女共同参画推進センター)会議室1
出席者:13名(オブザーバ1名=安西所長含む)

9月18日(日)の北九州市への町ねこ調査見学ツアーについて周知がなされたあと、スライド資料を使って「町ねこカルテの使い方」について副塾長より説明がされました。

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PowerPoint スライドショーファイル

その後、各自10枚程度の町ねこカルテと色鉛筆、デジカメ・ケータイカメラなどを手にして、アマランスからほど近い寺町周辺の町ねこ調査を行ないました。

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ひとなつこいねこが多いこの地区では、近所のひと同士でお金を出し合って不妊化手術も行なわれています。一方で、すぐ近くにはこのような貼り紙や看板も。

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住宅密集地におけるねこ好きとねこ嫌いの対立は、ひそかに根深いものがあります。「餌をやるから増えるんだ」vs「増えるのは、猫を捨てに来る悪い人間がいるからだ」。ここのねこ好きの方は、増えないように不妊化手術を施し、糞尿の被害が出ないように近所を掃除して回って、それでもなかなかねこ嫌いの方の理解は得られない。

「どういうねこがいるのか(飼いねこか、ノラねこか)」「どうして増えるのか(ねこはどこから・どうしてやってくるのか)」「どうすれば減るのか」。実は、都市に住むねこのそうした生態は、きちんとしたデータの裏づけの上で議論がなされているとは言いがたい状況にあります。まずは地域のねこについてよく把握することが必要。町ねこ調査の大きな目的の一つは、その部分にあります。地域のねこを把握するための「カルテ」をつくること。生産的な議論は、そこから始まるはずです。

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首輪を付けているこのキジシロは、飼いねこでしょうね。駐車場の車の下にいました。

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軒先に出てきた白ねこですが、毛並みはふさふさです。たぶん内外飼い。

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金色の鈴に紺(黒?)の首輪のグレーキジ。

飼い主のいない、文字通りのノラねこは、この地区ではあまりみかけませんでした。内外飼いの多いのは長崎の特徴のひとつですが、車通りは少ないとはいえ、時々すごいスピードで飛ばしていく車もないわけではないので、街歩きをしながら冷や冷やしました。

1時間ほどの町ねこ探しののち、再び会議室に戻って、6月12日の山根氏講演会の役割分担・懇親会出席の確認、次回定例会の周知が行なわれて、閉会となりました。

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